21. エピソードを語る場合は

OH MY GOD!
I remember tis one time, my wife and I were playing cards with my family in New York.

妻と私がニューヨークの家族とトランプをしていたときのこと。

母は配られたカードを見る度に、ゆっくりと大きな声で、Oh, my God! と大げさに驚いてみせました。

日本で生まれ育った妻のかおりもまねて、Oh, my God! すると兄が、私にウインクして一言。

Kaori! I don’t think it right for you to say that because you are not Catholic.
カトリックでないのに、そんなことを言うのはおかしいよ、と。

とても驚いた妻は、言葉が見つからない様子。

兄はさらに
Do I make fun of your religion?
僕が君の宗教をばかにしたかい、と続けました。

妻はうつむいて”NO. I won’t make that mistake again.”
もう 間違わないようにします、とぽつり。

次の勝負で、カードを吟味した後
In perfect English. (見事な英語で)一言。

“Oh, my Buddha!” In the end, they could hear us all laughing down the street!
ユーモアは世界共通、と言っても、国によって、個人によって異なります。

絶妙のタイミングでジョークを言ってみても
You might “bomb”. 撃沈するかも。

good joke というのは、たいてい good story です。

POINT

今回のように、エピソードを話す時は、いくつかのパターンがあります。

まず、初めは過去形で。
I was in Thailand when…

▽Did I tell you that…?

▽I remember this one time, my friends and I were…などと始めます。

そして、So anyway,とか、
And, But, Because, When, And, then,
などの接続詞で続けます。

話の山場で鮮明に語るときは直接話法を。

So a student walked into school and the teacher asked, “You missed school yesterday, didn’t you?” The student replied, “Not much.”
のように。

終わりには、
So finally,
▽We ended up…
▽So eventually,
▽In the end,
▽To make a long story short,
と結論を述べます。

練習を重ねるほど上手に話せるようになります。

一呼吸おいて引きつける、笑いをとる、 クライマックスで大げさに盛り上げるなど、きっと、楽しんで話せるようになりますよ。

So keep trying!