14. くだけた表現で自然な会話を

Gonna take a sentimental journey
Gonna set my heat at ease
Gonna make a sentimental journey
To renew old memories

シニアクラスの高松さんは、レッスン中だってある単語をきっかけに歌い出します。

上の歌詞は、gonna の勉強で彼が歌った
“Sentimental Journey” の一節です。

センスも良いし声もシブイ。
He has a good taste in music.

私も、 one song after another (重ねて歌い)、カラオケレッスンになることも。

カラオケは日本文化の一部ですね。でも英語の曲となると、 英語を習っていても歌う人は少ないようです。
一体なぜでしょう。

informal contractions (くだけた表現における短縮形)が用いられるからでしょう。

自然な会話ではこのルールにのっとり語と語をつなげ、音を変えたり省略したりするので、 複数の言葉が1つの固まりとして聞こえます。

例えば going to は gointa, gonnaに聞こえます。

文章を構成する語にもこのルールが当てはまり、 to は ta、of は a に、the は da になります。

Are you going to the store? は 短縮されてAre ya gointa da stre?
あるいは Ya gointada store? と発音されます。

歌う時、友人や家族と会話するとき、ネイティブが使い、テレビや映画で耳にする英語ですね。

have to は haveta に、shold have は、should’ve や should’ave, shoulda に、
そして、wold you は wouldjoo, wouldje, wouldja になります。

POINT

informal contractions は dialect (方言)や individual (個人の)好み、時代によっても異なります。

it is は ‘tis と省略されていましたが、今では古い文献にしか見られません。

でも、実際に contractions を使うときには注意して下さい。会話の状況や文章構造によって多くのルールがあります。

You have to walk before you try to run.
まずは、ネイティブがこれらのルールをどう使っているかに耳を傾けましょう。

さまざまな connected speech に慣れる。

これは、natural spoken English を理解するための、最も重要な学習法です。

私も日本語を勉強していますが、耳にするのは関西弁がほとんど。
「分からへん」「いらん」。関西弁も、発音のルールを知らなければ聞き取れません。
これと同じですね。

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Japanese is OK, but why not try in English?